フトアゴヒゲトカゲを飼育するのにとっても重要なのが、「温浴」ですよね!
個体によっては嫌がる子もいると聞いていますが、いろんな記事を見ていると温浴を嫌がる個体は少ないように感じます。
もしかしたら温浴の仕方にも原因があるのかもしれません。
経験も踏まえて、記事を書いていきたいと思います。
1、温浴の大切さ効果
2、温浴の前に準備するもの
3、温浴中の注意
温浴の大切さと効果について
↑温浴の時間はまだかね?
温浴にはフンの排泄を促進させる効果があります。
温浴をすれば体温が上がるため、腸が活発化して、フンを排泄します。
逆を言えば、寒い冬の時期で、ケージ内の温度が低い状態が続いていたりすると、便秘の原因にもなってしまいます。
腸が活発化するので、温浴中に、排泄を、する個体もいるようです。
ウチのコジロウも一度だけ、温浴中に、排泄
をしました。
脱皮の促進
↑こんなところまで向けましたよーん
温浴をして、一度濡れた体を乾燥させることによって脱皮を促進させます。
脱皮不全の予防になるので、温浴は脱皮には非常に、効果的ですね。
また、脱皮中も温浴をして、皮がめくりやすくなります。
個体を衛生的にきれいにたもつ
↑キレイになったからクッションの上歩いていいでしょ?
フトアゴヒゲトカゲを汚れたままにしておけば、ケージ内を歩いてケージ内をも汚してしまいます。
ハンドリングをさせようとすれば、人間にフンがつき、雑菌が手に繁殖、
部屋んぽさせれば部屋が汚れてしまいますからね
個体はキレイに管理してあげましょう。
温浴の前に準備するもの
↑なんですかー?
- 温浴用の容器(個体はスグ大きくなるので最初から大きめの容器を用意したほうがいいです)
- 温度計
- 歯ブラシ
- 濡れたフトアゴヒゲトカゲを拭く用のタオル
この4つは用意したほうがいいですね。
私は温度計は使用はしていません。
最初にお湯の温度を計ってから温浴を、開始してます。
フトアゴヒゲトカゲ自体が10分ほどで(早い場合もありますが)自分で上がろうとします。
その時が温浴終了の合図になっています。
↑もう出るぞよ!
そして、温浴中にはフトアゴヒゲトカゲの体をよく見て、糞や汚れがあるところを歯ブラシでこすって落としてあげたり、
脱皮した皮が一部残っていたりする場所を歯ブラシで「コシコシ」とみがいてあげます。
「ゴシゴシ」ではなく「コシコシ」ですよーー
温浴中の注意
↑ちょっと待ってー!
フトアゴヒゲトカゲの温浴の水温は34℃〜37℃と言われております。
しかし!
温浴させるのに追い焚きができるわけでもなく、その3℃を10分保とうとするのはなかなか難しいです。
そこで、我が家では冬場なら41℃に設定したお湯を、温浴用の容器に入れて、フトアゴヒゲトカゲを温浴させる場所まで持っていき、温浴させる頃には39℃くらいになっています。
冬場ですと、水温がすぐに低くなりやすいため、追い焚きならぬ追いお湯を用意しています。
フトアゴヒゲトカゲに直接お湯が当たらないようにお湯を入れて、水温を10分くらいに保たせています。
冬場だから、水温がすぐに低くなるし、人間の手では37℃は暖かくなく、ぬるく感じます。
これでは温まらないのではないか?と思い、水温を40℃くらいから温浴をさせたことがありました。
そうしたらフトアゴヒゲトカゲは嫌がってすぐに上がろうとしたんです。
これはわずかな温度差ですが、フトアゴヒゲトカゲにとってはめっちゃ熱く感じたんではないかと思います。
↑熱いっつーの!
最後まで読んでくださってありがとうございます!